ゴールデンウイークはどこに行っても多いし、子供も自分たちで自由に遊びに行く年齢になったので、一人で近くの野球場でやっていた高校生の練習試合を見に行ってきた。 私は高校球児のひた向きな姿を見るのが好きで、どこのチームとは関係なく試合を見に行く機会が多い。 どのチームが強いとか、どの選手が優秀だとか、そういう事前情報は持たないが、凡そどちらのチームが勝ちそうかぐらいは、試合を始める前にはわかってしまう。 野球が上手いとか下手とか以前に、グラウンド上での立ち居振る舞いを見れば見当がつく。 よく訓練されたいいチームは、 よく声が出ている 動作が機敏 道具を大事に扱う ユニホームの着こなしに隙がない 審判や親御さんに対する挨拶ができている 監督やコーチからのアドバイスには直立不動で聞く 移動は駆け足 事前練習において全てに無駄がなく意味を持っている キャッチボールを疎かにしない 次にどんな行動をするべきか、常に意識している 入場行進がよく揃っている ざっと思いつくままに記述してもこれだけ出てくる。 一方の、訓練されていないチームはこの真逆が当てはまる。 声は出てないし、動作は緩慢、挨拶もあまり出来てなく、移動はゆっくり。アドバイスを聞いてるのか聞いてないのかわからないし、事前練習はただの時間つぶしと暇つぶし。入場行進はバラバラで、元気も覇気も気力もない。しかし、試合にだけは勝ちたいと思っている。 ゆくゆくは、甲子園に出るのが夢という。 無理な話である(笑 どんなに勝ちたいと思っていても、グラウンド上での一挙手一投足がこの有様では、上手な選手が一人、二人いても勝てないことは外から見ていればはっきり読み取れる。 相場で勝てない人は、野球の弱いチームとよく似ている。 投資が上手になる方法として、私はある作業をするようにアドバイスしている。本気で取り組めば、一日に最低でも1時間はかかる。それをするかしないかは、こちらでは強制できないので本人の自由意思によるが、時間が取れないことを理由にして大事な作業を疎かにしている人は少なくない。 そういう人に限って、勝てないと嘆く。 時間がないのではない。時間をとる意思がないのである。甲子園を目指したいのではなく、草野球レベルで満足しているのである(笑 勝っている人も、勝てない人も同じだけ時間が与えられているのに、結果に差が出るのはトレードに対する取り組む姿勢に違いがある。 一日に1時間、週に5時間。月にすると20時間を費やして大事な作業をした人と、全く作業してない人の間にどのくらいの差が生じるか?ということである。 ■ もしも…、 タバコを辞めずに自分はガンになりたくないと言う人がいたら、なんとアドバイスするだろうか? 甘いものを辞めずに痩せたいと言う人がいたら、なんとアドバイスするだろうか? 私ならアドバイスする気はない。 矛盾していることを一番知っているのは本人であり、自分の人生を草野球レベルで満足している人たちだから、言うだけ無駄に終わる。 ましてや、他人の人生をとやかく言える立場にはないし、そんなに偉い人間でもないし、アドバイスして”ムッと”されても、こちらが嫌な気になるだけだから、言わないほうがましである(笑 野球チームが強いのは、優秀な選手が集まっているからではなく、普段からの野球に取り組む姿勢にある。 相場で勝てるようになるのも、銘柄が勝たせてくれるのではなく、日ごろの訓練が大きくものをいう。 人の多い時に人の多い所にいってイライラするよりは、高校生の真剣な姿から、大事なことを教わった(笑