株式マーケットに接していますと、「この銘柄は取り組みが良い」、或いは「取り組みが悪い」といった言葉を耳にすることがある。初心者には、耳慣れない言葉で分かりづらいかと思うが、これは「信用倍率」(貸借倍率とも言う)のことを言い表す。
株式用語
指標銘柄
債券や長期金利の市場において、指標的な役割を持っている銘柄のことを言う。一般的に、指標銘柄の条件は、流動性が高く、発行量が多いものとされる。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、チャートを用いて市場の動きを研究するもので、過去から現在までの価格推移を元に将来の価格の方向性を予測する事が主な目的となります。商品や株価、為替など市場で取引される金融商品の価格変動は様々な外部要因によってもたらされます。変動要因によりもたらされた影響が価格をどのように動かしたかを分析します。また、テクニカル分析は金融商品の種類にかかわらず共通して使われる分析法が多くあります。
過去の相場の軌跡から、近い将来の相場の動きを予想していこうとするテクニカル分析手法は、自由な競争市場の中では、誰にも公平な客観的な判断資料となります。それだけに相場の結果としての巧拙は、そのチャートの見方と、相場への実践論で決まります。
そして、テクニカル分析の分野はグローバルな世界共通のものがほとんどです。そう考えると、テクニカル分析は世界共通言語と言ってもいいほどです。相場で勝つためには、テクニカル分析を自分のものにすることが必須条件と成ります。
二極化相場
株式市場における「二極化」というのは、特定の業種や銘柄だけが人気を集め株価高騰の状態になり、一方で不人気の業種や銘柄は見向きもされずに安値のまま放置状態になっていることを指す。この高値と安値の両極端な状態の株価形成が行われているのが、「二極化相場」。
この二極化の現象が大きく表面化されたのは、80年代後半のバブル相場である。この時の日米貿易摩擦の激化により、日本の政策として、それまでの「輸出主導型」から「内需主導型」に切り替えることを国際公約することになった。その結果、公約実現の為に内需拡大の政策がとられた。株式市場では、輸出比率の高い銘柄は次々と売られ安くなり、その分、内需関連の銘柄が次々と買われることになり、株価の高騰につながった。
内需関連の銘柄は、建設・土木、鉄鋼、電鉄、電力、ガス、流通などがあり、バブルの影響で地価や株価が高騰した為、土地や株式を大量に保有する企業が「含み資産株」として人気になり、異常な値上がりに拍車をかけたと言われている。
その後、アメリカの投資家を初めとして、情報通信やハイテクの銘柄が人気になり高騰したが、逆にそれまで高値だった内需関連の銘柄が安値の状態で停滞することとなる。このように、市場の動きとしては、立場を入れ替え二極化の状態で波を作ると言われる。
カーブフィッティング
カーブフィッティングとは指標やパラメーターを調整していくうちに、ある決まった投資対象、決まった期間において、勝率100%といった具合に完璧に近いシステムが出来てしまうことをいう。
カーブフィッティングは最適化とも呼ばれ、極端に最適化されたシステムは過去のデータの上に一番利益が出るように後から線を引いたようなものなので、運用を始めた途端に利益が出なくなる。
過去に完全にフィッティングされたトレードシステムは、運用を開始した途端に機能しなくなる。つまり儲からなくなることが多いために、カーブフィッティングはシステムトレーを実践する上で、最も気をつけるべきこととされる。
バルチック海運指数(BDI)
バルチック海運指数(BDI)はイギリスのバルチック海運取引所(The Baltic Exchange)が乾化物の運賃価格を取りまとめて算出している外航不定期船の指標のこと。1985年を基準にしており、海運株は同指数との連動性が高いと言われる。
突っ込み買い(つっこみがい)
株価が急落したところを狙って買いを入れること。直後に反発すれば、短期間で大きな値幅を取れるが、下げに勢いがついてしまえば、さらに一段下に持って行かれるリスクも存在する。突っ込み場面を狙うときは、一度に大きな資金を投入せず、数度に分けて買っていく方法があるが、これをナンピンと言う。
主力株
市場人気があり相場をリードする、相場の主役的な有名銘柄のことをさす。
因果玉
損失が拡大して塩漬けの状態になっている銘柄のことを言う。例えば、将来の値下がりを予測して売りか ら入ったところ、思惑がはずれて株価が値上がりしてしまった場合や、逆に将来の値上がり予測から買ったところ、株価が値下がりしてしまった場合など、損失幅が拡大してしまうと、買い戻すにも買い戻せず、また売ろうにも売れず、そのまま保有し続けなければならない状況に追い込まれる場合がある。このよう な状況のことを「塩漬け」と言うが、その塩漬けの対象となっている銘柄のことを「因果玉」または「しこり玉」と呼ぶ。
戻り高値
下がった株価が上昇し、再び下落した時の高値。「戻り天井」とも言う。例えば、株価1,000円の株が、820円まで値を下げたものの、その後上昇に転じて890円まで戻し、再び下落した場合、この890円が「戻り高値」となる。株価の下落が長く続いた場合、戻り相場に転じると「戻り売り」と言って、損益トントンのところで売却する動きが広がる。このため、さらに上昇を続けて新高値を付けるには、この戻り売りを消化するだけの好材料が新たに出なければ難しい。なお、下落していた株価が値上がりし始めてから最も高い株価を、「戻り新値」と言うこともある。