株チャート分析と個人投資家の心理学

株チャート分析の基本「ローソク足分析」を中心に、株式チャート分析から儲かる銘柄を割り出す。ローソク足の読み方も詳細に記述する。

相場調和論

一つの株式相場は何段階もの「波」で構成されます。段階別で言うと、エリオットは、実に200年単位という超長期の「グランドスーパーサイクル」から、わずか一時間単位の「サブ・メヌエット」まで9段階に分けています。
また、調整波1つとっても

  1. ジグザグ
  2. フラット(水平)
  3. トライアングル(三角形)
  4. ダブル・スリーまたは、トリプル・スリー(フラット波が2つまたは3つ連続する形)

という種類があります。

1から3は、強気相場と弱気相場でそれぞれ波形の構成が違います。三波構成の「ジグザグ」をもっと細かく分けると、「5ー3ー5」の波形で構成されますが、?のフラットの場合「3ー3ー5」のパターンになり、?のトライアングルは、通常、主要トレンドの第4波で出現し、強気相場であればその先に佳境が待ち構えているといった具合です。

こうした教則は、エリオット波動理論の一部でしかありません。ですが、このあたりに来ると、多くの人は頭が混乱状態になって、その複雑さに途中で投げ出してしまうほどです。
ただ、一般の投資家は最低限、「5ー3ー5」という基本的な株価のサイクル・イメージを頭に刻み込んでおくだけでも、相場の見通しに幅が付いてきます。

四段上げや五段上げなど滅多にあるものではないのですから、例えば、ある株価が三段上げ(五波動上昇)したならば、「次は二段下げ(三波動訂正)があるかもしれない」と心の備えができます。三波動の訂正相場が終わったとみたら、その次は再び、五波動の上昇相場に乗るためには、買いの「前傾姿勢」をとればいいことになります。

また、強気相場での調整波動が五波で発生することはない」というルールも覚えておくと非常に役に立ちます。強気相場と見ていたものの、もし五波の調整下降パターンが示現したら、「弱気相場の最初の段階では?」と、機敏に宗旨変えするヒントが得られるからです。

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