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はらみ線、はらみ寄せ線

はらみ線とは、前日の値幅以内で動き、それまでの売り方、買い方が小幅な動きの中でせめぎ合っているローソク足の型です。前日の大きな動きを母体として、当日の小幅なローソク足を「はらんだお腹の子」と見立てた呼び方がはらみ線です。相場にも新たな生命の誕生が近いということで、相場の流れが変わる前兆と見ます。

陰の陽はらみ

株価の下落途中、底値圏で大陰線が表れる場合、いわゆるセリングクライマックスが起こります。買い方の投げ売り状態であることが想像つきます。次に、大陰線にはらんだ形で陽線が出現した場合を陰の陽はらみと呼びます。売り物が出つくした状態で、買い方の勢力が若干上回っている様子です。陽はらみが寄引同時線でも同様の兆候を伺うことができます。寄引同時線であったり陽線の実体の短いローソク足であれば、エネルギーがそこに集中していることを意味します。そして、何かのきっかけが生じれば、上昇トレンドへ転換していく型となります。

陰の陽はらみ

陰の陽はらみ

6310 井関農機(日足) 抱き線

6310 井関農機(日足) 抱き線

陽の陰はらみ

陰の陽はらみとは逆で、上昇過程の中の天井付近で大陽線が出現し、陰のローソク足をはらんだ場合を陽の陰はらみと言います。このローソク足の組み合わせは下落の兆候を示します。高値圏で買い方が買い尽くしており、次の日(次の週)に陰線が出現したことで、利益確定売りが出始めていることを意味します。

⇒ はらみ線

陽の陰はらみ

陽の陰はらみ

4538扶桑薬品工業(週足)

4538扶桑薬品工業(週足)

 

上のチャートでは、ファンダメンタル的要因により大きな出来高を伴い大陽線が出現しました。翌週も買いのエネルギーは衰えることなく上昇トレンドを形成しつつも、上げ方が急激であったため500円の節目を抜けたところで利食い売りが出始めました。翌週、売り方と買い方のエネルギーが均衡し実体の短い陰線が出現し、ここで陽の陰はらみの形が出来上がりました。ここで天井を打つこととなり、下落トレンドへ転換することとなったわけです。

はらみ寄せ線

はらみ寄せ線

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