高値更新を普通の人は買えない、でも、高値更新を買わなければビッグトレンドは取れない。
今回は受講者さんの週次報告から高値更新銘柄を捉えるために必要なことを考えます。
Yさんの週次報告から
- Yさん
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【今週の改善点】
年初来高値更新銘柄の毎日チェックですが、どうしても見逃してしまう銘柄があります。例えば1377サカタのタネです。
現在、エントリーチャンスを見ていますが、2018/7高値を上抜けるかどうかというところまで来ています。ここまで上昇するまでに買いエントリーのチャンスはありましたし、気になってはいたのです。チャートをしっかり見ることができていないことで、自分の根拠が見られるところで買いエントリーができていません。
原因は、知識もないのにチャートを見る前からそんなに上昇しない銘柄だと判断しているのだと思います。そんな勝手な判断でチャートを確認したつもりになっているのだと思います。そこで、◎高値更新したチャートは必ずチャートを見ますが、そこで気になるもの(銘柄名ではなくチャート)は、日足期間6ヶ月、8ヶ月、12ヵ月など変えてチェックもする。と決めて改善できるように実行していきます。あと高値更新銘柄で、チャートノックも始めました。
高値更新は買えない
高値更新を普通の人は買えないんですよ。
「いつか下げるかも知れない。下げたら損するじゃないか」と思ってしまうからです。そもそも日本人は逆張りが大好きですから、「高いから下げる」「安いから上げる」という発想になりやすんです。
そんな逆張り発想と失敗したくない心理が働いてしまうことが、高値更新銘柄を買えなくしてしまっているのです。押し目待ちに押し目なしという格言の通り、押し目・・・つまり買いのタイミングを狙っていたらチャンスを逃します。
正しい行動は次のとおりです。
まだ上がりそうなら、行けるかもと思ったタイミングで買う。
どこまで上がるかは誰にもわかりません。また、エントリーしたものの反転下落の可能性もあります。5月の月課題でもありますが、ビッグトレンドの銘柄がどんなチャートを描くのかを知る事です。納得いくまで研究する事です。
研究というと、「そんな面倒な事、やってられるか」と思う人の方が多いでしょう。
でも、面倒な事として避けて通っていいわけがありません。ビッグトレンドにもなると、何倍にも化ける株は結構あります。数十倍になるものもあるほどです。
次は、Mさんから提出いただいた課題報告の一部です。
レーザーテック 277倍
トリケミカル 137倍
モノタロウ 49倍
野村マイクロ 22倍
キーエンス 17.8倍
何倍にもなる銘柄の数は、こんなもんじゃありません。もっとあります。
17倍のトレンドに乗れたとしましょうか。10万円が170万円になるんですよ。
超トレンドフォロー戦略では、利益の最大化を狙っていくので200万円にも300万円にもできるという事です。
それなのに面倒だから研究などやらない。含み益を減らすのが恐くて利益を大きくさせられない。とか言っているようでは、株式投資で儲けられるはずがありません。
超トレンドフォローは、ビッグトレンドを取りに行く戦略です。
それなのに、ビッグトレンドの可能性がある波に乗れないのなら利益になるチャンスを逃していると言う事になります。
逆行したら切ればいいだけなのに、最初から切る事を恐れてしまっていては何もできません。
何度も何度も言っていますが、トータルでプラスマイナスゼロで大成功です。
さらに、損失を完璧にコントロールする戦略をとっています。小さく入ることが基本なので必要以上に損失を出すことは絶対にありません。
100回の売買機会があれば、30回ぐらいは勝てます。その30回のうち、1銘柄でも2銘柄でもビッグトレンドに乗ることができれば、それが儲けにつながるんです。
100回売買しても、最終的にビッグトレンドに乗れない場合もあるでしょう。それでもプラスマイナスゼロで収まるんです。この事を腹の底から理解することです。
言っておきますけど、95%以上の個人投資家は一年以内に証券口座に入金しただけ失って退場していくのです。100万円入金したら100万円、200万円入金したら200万円。
でも、超トレンドフォロー戦略では、損失を完璧にコントロールできるので恐れる必要がないのです。恐れるのは、戦略の理解が浅いからであって、確実に練習不足、経験不足です。
cis本を100回読むべきです。
この本にはこう買いてあります。
「上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下げる」
原因は、知識もないのにチャートを見る前からそんなに上昇しない銘柄だと判断しているのだと思います。そんな勝手な判断でチャートを確認したつもりになっているのだと思います。
勝手解釈をしているんですよ。心理学用語としては「偏り」の意味で認知バイアスと言います。
チャートと言うものは、万人に客観的な情報を提供してくれます。でも、読み解く者の力量と、その時の「心」のあり方によって同じものを見ても見え方がまるっきり変わってきます。
つまり、チャートを読み解くときの自分の「心」の状態を知ることが大事ですし、練習で正しくチャートを読み解けるようになること。そして、たくさんチャートを見て経験値を積むこと。その延長に稼ぐ力がついていくのです。
そこで、◎高値更新したチャートは必ずチャートを見ますが、そこで気になるもの(銘柄名ではなくチャート)は、日足期間6ヶ月、8ヶ月、12ヵ月など変えてチェックもする。と決めて改善できるように実行していきます。あと高値更新銘柄で、チャートノックも始めました。
自分の「心」を知ることも必要。同時に、相場参加者の「心」をイメージすることも必要。
ホルダーの心理、買い方の心理、高値更新を追いかける際の自分の心理的抵抗。
練習すること、経験値を積むことは、
超トレンドフォロー戦略とは何か?を腹落ちさせることです。
「心」がわかればチャートが読めます。
チャートが読めれば利益にできます。