感情の状態について観察したことがあるだろうか?

- 次の記事を読むことで売買戦略の重要性がわかります -

あなたは自分の感情の状態について観察したことがあるだろうか?
 
経験上、自分が今どんな感情に支配されているのかを意識している人はいない。むしろ、感情のあるがままに行動を起こす人が圧倒的大多数である。
極端な例であるが、後ろの車にクラクションを鳴らされると頭に一気に血が上り、車から降りて行って、運転手を引きづり出し殴り殺したという例は結構ある。信号の渡り方が悪いことを注意したら、傘の先で目を刺されたという話も聞いたことがある。新宿かどこかの駅でこっちを見てると言われて、ご婦人が包丁で刺されたこととか、こういう話も結構ある。会社で仕事がこなせないことに思い悩み、鬱になっていくケースや、子育てに悩んで我が子に手を出してしまうケースもよく聞く話である。
まぁ、分からなくはないが頭に来たからと言って、人を傷つけてはならないのは常識。その常識さえも判断できなくさせるのが、感情ということになる。
 
だから、

  • 感情に支配されているか?
  • 感情を支配しているか?

ということは無視できない。
さぁ、あなたはどちらの部類に入るだろうか?
 
相場において威力を発揮するのは言うまでもなく、感情を支配できているほうが有利に働く。
想定と違うとナンピンを繰り返し塩漬けにしてしまうのは感情に支配されているからであり、負け分を一気に取り返そうと大きなポジションを張ってしまうのも感情に支配されているからである。ちょっとの含み益を逃すのが怖くて早すぎる利食いをするのも同じこと。
いつも言っていることであるが、技術や手法よりも自分の感情のコントロールをすることのほうが余程大事なことなのである。
 
あなたは自分の感情の状態について観察したことがあるだろうか?
観察の仕方は、過去のエントリーの中に書いてあるので参考にして貰えばいいとして、今回考えてほしいのは、相場で勝つ自信があるかどうか?ということである。
 
根拠うんぬんを問わない。
あなたは、相場で勝ち続ける自信があるかどうか?
 
これを自問自答して見てほしい。
「自信がない」とした人。勝てる自信を養わなければならない。熱意をもって相場に対峙しなければならない。
想像してほしいのは、ジャパネットタカタの社長が自信なさそうに商品の説明をしてたらどうだろうか?
ワタミの社長(会長?)が自信なさそうに経営が何たるかを語っていたら伝わるものがあるだろうか?
代々木体育館で行われた東京ランウェイで、えびちゃんや冨永愛などのスーパーモデルが首をうなだれて自信なさそうに歩いていたらどうだろうか?
同じように、いつも自信なさそうに相場を張っている人間が勝てるだろうか?
 
少なくともいえるのは、自信を持たない売買で勝てるはずは無いことは確かである。しかし、もう一歩突っ込んで、いつもカラッポの自信を持って相場を張っていたらどうなるだろうか?これも危険である。
そう考えると、小さくてもいいので根拠のある自信を持っていなければならない。その自信を何重にも積み重ねることで、最終的に確固たる自信が形成されていく。
 
そこで、最初の質問。
あなたは自分の感情の状態について観察したことがあるだろうか?
この問いかけが重要な意味を持つことになるわけで、感情を観察しているか、していないかの差は、口座残高に大きな影響を及ぼすことにつながってくる。
 
と言ったところでこの話を真剣に考える人はいない。
なぜなら、今、目の前で勝てる方法を知りたいし、今すぐ勝てる銘柄を知りたい感情に支配されている人がほとんどだから・・・。
簡単に楽に儲けたい。面倒なことは遠ざけたい。本質的なことには目もくれない。あるがままの感情に支配されているほうが楽だし楽しい。携帯ゲームと変わらない(笑

どうすれば儲かるようになれるか

ポイント

『どうすれば儲かるようになれるか』を追求するなら、なによりも先に『どのような仕組み、ルール』で売買するか?をハッキリさせておかなくてはいけません。

受講者さんの課題の添削をしていると、『基本戦略』が曖昧な人が実に多い。言い換えると、その場の思いつきで売買しているのです。思いつきで売買したところで儲かるわけがありません。

基本的な売買戦略を構築し、年に1,000万円以上を稼ぎ出したいと考えている勉強熱心な方へ!

11年の間に5,500名を超える個人トレーダーのアドバイスをさせてもらっています。そのうち明確な戦略を持っている人は片手で足りるほど。わずか、0.1%ほどということになります。トレンドフォロー戦略を身につけてもらうための入門書として、猿でもわかるように作成しました。

「超トレンドフォロー戦略  —完全ガイドブック—」

超トレンドフォロー完全ガイド

無料eBOOK

メールアドレス