
植木に花を咲かせましょう
と、
ネット上で宣伝しまくる
自称カリスマや元ファンドマネージャーが
今もなおウジャウジャいる。
自称カリスマとか、
元ファンドマネージャー
じゃなくても花は咲く。
それは、春だから。
暖かくなれば自然と花が咲くのと同じように、
上昇トレンドにさえ乗っかれば株は儲かる。
それなのに、多少花を咲かせてくれた事を
ありがたがる個人投資家と、
花が咲く時期をよく知っていている
宣伝上手な自称カリスマ。
大衆は花を咲かせてくれる花咲か爺さんを探す。
つまり、花が咲くかどうかは他人任せ。
花咲か爺さんを探し出せば
お金が儲かると思う頭の構造は、
牛のオーナーになればお金が儲かるとか、
海老の養殖に出資すればとか、
そういうたぐいの儲け話にも
ヒョイヒョイ乗っかるんだろうなと思う。
日本人は人の良さから、
特に人を信じやすいように思うし、
それを利用するズル賢いやつも多い気がする。
一方、自分で花を咲かせようという者は
きちんと樹木の手入れを行い、
肥料をやり害虫を退治し病気を防ぐ努力を
常におこたらない。
今年よりも来年、
来年よりも再来年と、
立派に花をつけてくれるように
準備と手入れに力を注ぎ、
そのプロセスそのものに重きをおく。
宣伝上手な花咲か爺さんを信じるのもいいが、
人がいいだけじゃ暮し向きは
良くならないと思う今日この頃(笑)