ダウ理論は基本項目の中で、3つのトレンドを持っているとしています。 



トレンド、つまり相場の流れ・方向性について以下の3種類を定義します。

  1. 一年以上、時には数年間にも及ぶ長期トレンド・・・主要トレンド
  2. 3週間から3か月程度継続する中期訂正トレンド・・・二次的トレンド
  3. 一般に寿命が3週間未満程度の短期トレンド・・・小トレンド


大きな波が引潮の状態であるのに、委細構わず買い向かったところでその投資成果はたかだか知れたものです。それは、トレンドに逆らっているということから明確な事実です。

しかし、トレンドに逆らうことなく売り買いの回数は少なくとも、大きな波の流れに乗っかったならば、高収益を享受できることに違いはないわけです。


1の長期トレンド(主要トレンド)は、長期投資家が捉えたらそれでよいと考えていたら間違いのもとです。
むしろ、短期・中期派のトレーダーにも重要な意味合いを持つことになり好成績を上げるためには、長期トレンドに目配せすることを怠ってはなりません。

一般的に長期トレンドが転換すると少なくとも底値、高値から20から30%は上昇、あるいは下降するケースが多くあります。


2の中期訂正トレンド(二次的トレンド)は1の長期トレンドの株価の進行を一時的にさえぎる重要な反動と定義しています。強気相場の過程で起こる中勢的な反落、または弱気相場における中勢的な反騰などが訂正トレンドとしています。

一時的とは言いましたが、期間としては3週間から3か月程度とみておく必要があります。また、長期トレンドの3分の1から2分の1程度の反動をしますが、それ以上の騰落幅となる場合も少なくありません。

いちど知れば、トレンドフォロー戦略は
あなたの武器になる

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ダウ理論(ダウ・セオリー) 関連書籍

先物市場と題されていますが、株でもFXでもETFでもCFDでもチャートが描けるものならなんにでも適用できるテクニカルの紹介本。 アメリカで開発され発達したテクニカル分析を包括的に網羅している良書であり、トレーダーなら必ずそばに置いておきたい一冊。


概略
世界の最高峰が全ノウハウを公開!チャートが見えた!通貨 金利 株式 債権 金 石油 商品 etc (日本語版への序文より)テクニカル分析の大きな力の一つは、その普遍性にある。時間。市場環境を問わずに適用ができる。日計りのトレーディングにも数年にわたるトレンド分析にも有効なテクニカル分析である。金・石油・大豆等の伝統的商品先物にも、通常・金利・株式先物指数等の金融先物にも利用できる。また、近頃の市場での出来事は、いかに世界の市場が相互に関連しているかを示しているが、テクニカル分析を持ってすれば市場間あるいは国際間の境界線をわたることはいとも簡単であ。

  • 第1章 テクニカル分析の哲学
  • 第2章 ダウ理論
  • 第3章 トレンドの概念
  • 第4章 主要なリバーサル・パターンの研究
  • 第5章 コンティニュエーション・パターン
  • 第6章 出来高と建玉
  • 第7章 移動平均
  • 第8章 オシレーターと反対意見
  • 第9章 イントラデー・ポイント・アンド・フィギュアチャート
  • 第10章 3枠反転基準と最適P&F
  • 第11章 エリオット波動理論
  • 第12章 タイム・サイクル
  • 第13章 マネー・マネージメントとトレード戦略
  • 第14章 要約と統合

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ダウセオリー(ダウ理論)

ダウ理論
日本流のケイ線の元祖は「酒田ケイ線(酒田五法)」の本間宗久ですが、米国の元祖は「ダウ理論(ダウ・セオリー)」というチャート理論を唱えたチャールズ・ダウにあたります。今では日経平均といっていますが、昔は東証ダウ平均とも言われており、チャールズ・ダウの考案[…]

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株価の動きに注目している最中、ある程度のシナリオを想定するとポジションのコントロールがしやすくなります。そのための株価の動きをパターン化すると次の8つに分類できます。このパターンを持っておくことで、[…]

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株式チャートを見る第一歩は、株価が大勢として上昇方向にあるのか、下降方向にあるのか、または、横ばいなのかを見分けることからはじまります。それを見分ける方法が、トレンドラインを引くことです。[…]

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