ヘッド・アンド・ショルダーズ型(三尊天井型)の反転パターンは信頼度が高いことで知られています。ヘッド(頭)とショルダーズ(両肩)という言葉どおり、天井形成の場合には最高値の部分が「頭」、それより一段下がった「両肩」の水準に二つの高値が存在することになります。日本では三尊天井と呼ばれます。(その詳細は⇒三山)この型を、逆にしたものが逆ヘッド・アンド・ショルダーズ型(逆三尊)です。

呼び方の違いはあれど、日本でも欧米でも天井形成、底入れ確認の典型的なパターンとして知られているということは、それだけ信頼性が高いことを意味しています。



最初の押し目底と2番目の押し目底をつないだラインをネックラインと呼びます。このネックラインを割り込んで始めて天井が確認されます。つまり、これに似たような型が現れた場合には、天井圏だと警戒しておき、ネックラインを割り込んだところで売り手仕舞いを行うことが一般的です。

ただし、ネックラインを割り込んだからと言っても、トレンドが急反転して戻ってくることも多くあるので注意が必要です。再び上昇トレンドを形成し始めるかもしれないという市場参加者の思惑が、急反転をもたらすわけですが、おうおうにして「あや戻し」という一時的な上げに終わる場合があります。その場合は、一時的に戻した株価が、ネックラインを上値抵抗線として機能し、戻りかけた株価を跳ね返します。
逆ヘッド・アンド・ショルダーズ型は、この逆の理屈により底値圏と解釈することができます。