コマ(小陽線 小陰線)
実体、ヒゲ共に短いローソク足をコマ、特に実体の小さいものを極線と呼びます。寄り付きから大引けまで殆ど値動きがなかった事を示します。
市場参加者の思惑に方向感や勢いもない、休養、気迷いを表わしています。高値圏、底値圏で現れれば、基調転換を暗示している可能性大。
コマ(極線)は、陰陽のいくつかが連続して保ち合いの状態を形成した後に大きく動き出す可能性を秘めていますので、注意深く監視しする必要があります。

コマ・極線事例
日本調剤
カラカサ(下影陽線 下影陰線)
陽線、陰線共に実体が短く、実体の3倍以上の長い下ヒゲを持つローソク足をカラカサと言います。陽線の場合、一時大量の売りで下落したが、その後それを上回る高値で引けたもので上昇を暗示。陰線の場合、大量の売りに対し買い勢力が買い上がったが力及ばず、始値を下回って引けたもので、高値圏に出れば売り転換、底値圏に出れば買 い転換を暗示。

上位に出れば、相場の上昇期にあると考え飛びつき買いをしがちで、高値掴みとなり損失を被る可能性が高くなります。そのため、首吊り線とも呼ばれるローソク足の型です。
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ローソク足の基礎知識 コンテンツ
ローソク足の読み方
売り手と買い手の勢力関係、マーケットに存在する建て玉、ポジションの需給バランス、材料出現後の相場の反応度合いなどが凝縮されるのみならず、投資家心理の心の移り変わりを最も端的に読み解く際に重要なのがローソク足の見方です。
大陽線 小陽線
大陽線、大陰線とも相場の動きが極端に偏っている時に現れやすいローソク足です。概ね株価の5%程度以上の実体(胴体)をともなった時に、陽線であれば大陽線、陰線であれば大陰線と呼びます。
上ヒゲ 下ヒゲ
大陽線、大陰線とも相場の動きが極端に偏っている時に現れやすいローソク足です。陽線であれば大陽線、陰線であれば大陰線と呼びます。相場がすごく強い事を表わす。
十字線
売り手と買い手の勢力関係、マーケットに存在する建て玉(たてぎょく)、ポジションの需給バランス、材料出現後の相場の反応度合いなどが凝縮されるのみならず、投資家心理の心の移り変わりを最も端的に表現するのがローソク足の見方です。
丸坊主寄付坊主大引け坊主
ヒゲがついていない長いローソク足。誰が見ても評価が一致するような材料が出た時にあらわれやすく、一方向に一貫して大きく動いた事を示します。陽線なら 買い勢力、陰線なら売り勢力が圧倒的に優勢であると言えます。
コマ カラカサ
陽線、陰線共に実体が短く、実体の3倍以上の長い下ヒゲを持つローソク足をカラカサと言います。陽線の場合、一時大量の売りで下落したが、その後それを上回る高値で引けたもので上昇を暗示。
ローソク足の組み合わせ コンテンツ
あて首線 入り首線 差し込み線
あて首線、入り首線、差し込み線とは、当日の陽線が前日の陰線の終値より下から始まり、前日の陰線の中心まで戻らない中途半端な切り替えしのローソク足の組み合わせです。
包み線(抱き線)
包み線(抱き線)とは、前日の陰線、陽線とは逆に当日のローソク足の値幅を完全に包む大陽線または大陰線です。高値圏で現れた場合は上位の抱き線とよび売り転換。
かぶせ線
かぶせ線とは、前日の大陽線のあと終値よりも高く始まったが、当日の終値は前日の陽線の範囲内に終値をつける大陰線のローソク足の型です。特に前日陽線の中心以下まで陰線がかぶさった場合は、それまで
切り込み線
かぶせ線とは逆の型で、前日の大陰線の終値より下から始まり、陰線の中心を上回る所まで戻して終わった場合のローソク足の組み合わせを切り込み線(切り返し線)といいます。相場の下位に出現した切り込み線
はらみ線、はらみ寄せ線
はらみ線とは、前日の値幅以内で動き、それまでの売り方、買い方が小幅な動きの中でせめぎ合っている型です。前日の大きな動きを母体として、当日の小幅な足を「はらんだお腹の子」と見立てた呼び方です。
首吊り線
「首吊り線」は上昇相場の中で窓を開け上放れで寄りついたあと、利益確定売りなどから大きく下押し。その後結局は高値で引けた型を表わすローソク足の型を首吊り線といいます。
捨て子線
捨て子線とは、ポツンと捨てられたように前後に窓をあけた寄引同時線の事をいいます。
たくり線
下影陰線、たくり線がでたときは買いのサインとなるケースが多い。急反発して引けた、波乱の足型をいう。たくり線は、大陰線の翌日(翌週)に、下放れ「下影陰線」または、「陰のカラカサ」をつけた型。