三川とは、ローソク足三本の組み合わせで生じます。陽線の右上、陰線の右下にそれぞれ短いローソク足が空(窓)を作り、まるで星が出たような形になった後、3本目に1本目とは陰陽反対の線が空を作った場合の事を三川と呼びます。

三川明けの明星

酒田五法、三川の「三川明けの明星」とは、長めの陰線が出た後、その下に空(窓)を開けて上ヒゲ下ヒゲをつけた十字線、または十字線に近い実体の短い陽線か陰線が出現し、第三日目に上放れて陽線で1日目の陰線の上半分あたりで引けた、下図のような形を指します。

下のローソク足が、典型的な三川明けの明星です。図に示す通り、3本のローソク足を組み合わせると、たくり線が現れます。
下落局面にあった相場が、明けの明星の部分で売り買いの勢力が均衡し保ち合い状態となり、次いで上昇局面に転換するわけです。相場参加者の心理を考えてみると、売り勢力が継続してきた中、「そろそろ転換点を迎えるのでは?」つまり、底打ち間近であることを意識し始め、次いで陽線が出現することで買い勢力に今後勢いが継続することを暗示しています。




このように、相場参加者の「買い方の心理」「売り方の心理」に光を当て考えてみると今後の動きの目安になります。
下のチャートは、6361 荏原(日足)ですが、2/24に明けの明星が出現しその後上昇相場が始まるサインとなっています。最安値151円から5月の段階には300円を超えるところまで値を付けています。


6361 荏原(日足) 明けの明星
6361 荏原(日足) 明けの明星

三川宵の明星

酒田五法、三川の「三川宵の明星」は、長めの陽線の後、その上に窓を開けて上ヒゲ下ヒゲをつけた十字線(または十字線に近い実体の短い陽線か陰線)が現れ、第三日目に下放れて陰線で1日目の陽線の下半分あたりで引けたものです。
これも同様に3本をまとめてみるとわかりやすくなります。一本目、上げ基調であったものが2本目のローソク足では、上へも下へも動かないこう着状態。そして、3本目に下落へと転じ、3本を組み合わせたローソク足は、実態の短い上影の長いローソク足が出現することになります。上値抵抗感が強く、売り圧力の方が大きいことは、簡単に想像できます。

心理的な変化は、明けの明星とは逆で、高値圏を警戒している買い方勢が売り手仕舞い、売り方が新規に参戦してくる状態と言えます。




三川宵の明星

6674GSユアサ(日足) 明けの明星 宵の明星
6674GSユアサ(日足) 明けの明星 宵の明星

11月27日に三川明けの明星、12月7日に三川宵の明星出現




ローソク足の読み方 コンテンツ

ローソク足の見方

yousen100128
売り手と買い手の勢力関係、マーケットに存在する建て玉(たてぎょく)、ポジションの需給バランス、材料出現後の相場の反応度合いなどが凝縮されるのみならず、投資家心理の心の移り変わりを最も端的に表現するのがローソク足の見方です。[…]

大陽線 大陰線

yousen1001
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小陽線 小陰線

syouinnsenn100129
大陽線、大陰線とも相場の動きが極端に偏っている時に現れやすい足。概ね株価の5%程度以上のローソク足の実体をともなった時に、陽線であれば大陽線、陰線であれば大陰線と呼びます。相場がすごく強い事を表わす。[…]

上影陽線 上影陰線

ueinn100129
大陽線、大陰線とも相場の動きが極端に偏っている時に現れやすいローソク足です。陽線であれば大陽線、陰線であれば大陰線と呼びます。相場がすごく強い事を表わす。[…]

下影陽線 下影陰線

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下影陽線(下ヒゲ陽線)上昇を暗示するローソク足です。売り物に押され下押ししたものの、買い方に支えられ流れが反転し、寄付きより終値が高く終了した型。影(ヒゲ)が長いほど反発が強かったことを意味します。[…]

寄引同時線

yoridouji100129
寄引同時線は、相場の転換時に出現しやすいローソク足です。寄付と引値が同じで上下に影があるローソク足を言います。相場の転換を暗示するケースが多くあります。ヒゲの出方や長さによってさまざまな意味合いがあり、別項目で解説します。[…]

丸坊主寄付坊主大引け坊主

yoridouji-s
ヒゲがついていない長いローソク足。誰が見ても評価が一致するような材料が出た時にあらわれやすく、一方向に一貫して大きく動いた事を示します。陽線なら 買い勢力、陰線なら売り勢力が圧倒的に優勢であると言えます。[…]

コマ カラカサ

karakasa-s
陽線、陰線共に実体が短く、実体の3倍以上の長い下ヒゲを持つローソク足をカラカサと言います。陽線の場合、一時大量の売りで下落したが、その後それを上回る高値で引けたもので上昇を暗示。[…]

ローソク足の組み合わせ コンテンツ

あて首線 入り首線 差し込み線

あて首線
あて首線、入り首線、差し込み線とは、当日の陽線が前日の陰線の終値より下から始まり、前日の陰線の中心まで戻らない中途半端な切り替えしのローソク足の組み合わせです。[…]

包み線(抱き線)

包み線(抱き線)
包み線(抱き線)とは、前日の陰線、陽線とは逆に当日のローソク足の値幅を完全に包む大陽線または大陰線です。高値圏で現れた場合は上位の抱き線とよび売り転換、[…]

かぶせ線

かぶせ線
かぶせ線とは、前日の大陽線のあと終値よりも高く始まったが、当日の終値は前日の陽線の範囲内に終値をつける大陰線のローソク足の型です。特に前日陽線の中心以下まで陰線がかぶさった場合は、それまで[…]

切り込み線

切り込み線
かぶせ線とは逆の型で、前日の大陰線の終値より下から始まり、陰線の中心を上回る所まで戻して終わった場合のローソク足の組み合わせを切り込み線(切り返し線)といいます。相場の下位に出現した切り込み線[…]

上げ三法 下げ三法

上げ三法,下げ三法
三法とは、酒田五法で「売、買、休」の三つを指し「休むも相場」を説いたもの。ローソク足の組み方や分析とは違い、相場の転換点なのか小休止なのかなどを見極める教えです。上げ三法は買い、下げ三法は売りを示唆します。[…]