成功の原則・涓滴(けんてき)岩を穿つ

株チャート分析

承認欲求の考察

Sさん
Sさん

承認欲求がどれほど自分のトレードに影響しているのか振り返ってみました。
人間などの生き物だけではなく、相場という得体のしれないものからでさえも決して拒絶されたくないし、否定されたくないことがよくわかりました。それに加えてさらに飢えたくないという本能まで邪魔をしてきてつい余計なことをやってしまっています。その余計なことがトレンドフォロワーにとってはかなり致命的な行動だとわかりました。

2日くらい他の保有銘柄に比べて動きが悪かっただけで、手仕舞いし、その後、連日上昇し、増し玉のチャンスまで逃して後悔する。
単価の高い保有銘柄が下落し、単価の安い銘柄が上昇することが続き、相場に嫌われているんじゃないかと思い込む。
エントリ-銘柄の動きがパッとせず、他のエントリー候補だった銘柄がグングン上がるようなことが続くとゲンナリしてくる。試し玉で場中で買った銘柄が惑通り上昇し、当日で数パーセントの含み益になるとやってやった感で満たされる。
本能が邪魔をしてわずかな利益をりに行ったらその後、連日吹き上がり、自己嫌悪に陥る。
始めの増し玉に失敗し、結果偏向に陥り、次の増し玉を躊躇したら順調に上昇してしまって悔しがり、手が止まってしまう。
トレンドフォロー戦略をやっているのに、それより勝率の高いスイングやカウンターの勝率を求めてしまっているため、負けが続くと塞ぎ込んでしまう。
逆指値ちょうどかギリギリでひっかかるようなことがそこそこの頻度で続き、何者かに狙われているのではと思い込んでしまう。
全体地合いが悪い日で相場から少しでも否定されることを嫌がり、利益があるうちにと複数銘柄を利小で手仕舞いしたら、翌日から連日の上昇を逃してしまい、ひどく落ち込む。

まだまだあげればキリがないですが、本当に裏切られること、気持ちが揺さぶられることのオンパレードですね。

100本エントリーのときは実弾ではなかったので、余計なことをしたり余計な感情が生まれにくかったことで結果がいい方向に作用したのではないかとも思います。また自分は思った以上に1回1回の売買の結果が気になるようです。

特にわかったのがプラスになったものがマイナスに転じるのがとにかく許せないほど嫌なようです。そのせいで見切り損切りや利切りがかなり多いため、結果に歪みが生じてしまっていることもわかりました。

短期売買は勝率も高めですし、結果が分かるのも早いですし、承認欲求を何度も早く満たせますが、トレンドフォローはある程度我慢が必要です。最初に立てたシナリオを信じてある程度我慢する期間が必要ですし、保有期間も数か月以上になってくるので長い戦いになりますし、その中で何度も心を折られるようなことも起きますし、今の自分にはその適性がまだまだ足りないかもしれません。

肝心要なところでおかしな一手を無意識レベルで選択してしまう。
そういうことが頻繁に起きているのだと思います。

トータルで考えることをもう一度、意識し、一貫性を持った売買を継続して行うためにも揺るぎない自信というものが必要だと思います。その自信を揺るぎないものにするためにもこれから100本エントリーを再度、再開したいと思います。気づきを与えて頂き,ありがとうございました。

3つの重点アドバイス

1・ルールを守れ

せっかく稼げるルールを知っているのだから、自己裁量など必要なし。
月に100万円稼げるようになるまでは、ルールを守ることが最優先事項。
言い換えれば、ルールを守れば月に100万円ぐらい誰にでも稼げるようになる。

2・神ではない

>1回1回の売買の結果が気になる

すべてで利益にしたいのは誰も同じ。1回1回の売買でうまくやろうなんて、相場の神様ぐらいしかできない。まずは、自分は神ではないと知ること。神や占い師じゃないのだから、未来の出来事などわかるはずない。わかるはずないことを、わかろうとすることに意味はない。むしろ、できもしないことを追求すると、認知的不協和になる

3・実践家は確率で勝負している

>トレンドフォローはある程度我慢が必要

我慢はダメ。我慢しなければいけないような売買は続かない。実践家の結果は、確率、大数の法則、試行回数、出現率で決まる。

我慢する必要はなく、逆行してLCできたならそれだけで大成功。
「生きているだけで丸儲け」みたいなもので、「ルールに従っただけで大成功」言い換えれば、ルールに従ってさえいれば誰でも儲かるルールはすでにある。

涓滴(けんてき)岩を穿つ

たぶん、これまでに何度も同じことを言っています。
たった一滴の水が岩に落ちたところで何の変化もありませんが絶えず落ちていれば、岩にも穴があけられる。

涓滴(けんてき)岩を穿つ

成功するための大原則です。
映画、「ショーシャンクの空に」でも同じテーマを扱っています。

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