考える事を諦めないで下さい!

強い実践家になる

いつまでも稼げない人によくある行動について触れたい。あらゆる投資本を買い漁り、ネット教材を探し、暇を見つけてはセミナーに出席する。勉強熱心な人の姿勢には頭が下がるが、こうした人々には必ず次のことが当てはまる。

それは「考えない」ということである。この日本の社会はマニュアル社会であり、本質を考えるよりもマニュアルを覚えてその通りにやることのほうが楽である。楽というより、そう生きるように仕込まれてきた。これまでに生きてきた中で、ほとんどのことはマニュアルやハウツー本に書いてあった。そして、売られている投資本やネット教材には「こういう時はこうしろ」という知識が羅列されている。

で、稼ぐようになれたか?なれないだろう。投資本やネット教材には「結論」しか書かれていない。本来優れたトレード技法の裏には、当事者が胸をかきむしりながら思考し、汗と血を流しながら大きく資金を溶かし、試行錯誤、紆余曲折を経ている。欲と恐怖の感情と格闘しながら積み上げてきたプロセスがある。パターン化されたものやハウツーにはプロセスなど表現されていない。さらに、読者はまどろっこしいことに興味を示さない。瞬間的に幸せホルモンで満たされるスナック菓子のような即効性のある方法論を知りたい。できるだけ考えたくない。

考えることが苦しいのは分かる。慣れないことだから。しかし、考えないと相場の世界では使い物にならないのも確かである。

  • 短期で利益にしたいホルダーはどう動くだろうか?
  • 数日から数週で利益にしたいホルダーはどうするだろうか?
  • 買いたいと思う人はどうなったら買うだろうか?
  • この銘柄は自分の売買ルールに合致するだろうか?
  • このチャートの背景にはどんな人がどんな気持ちで売買しているだろうか?

トレードは考えることの繰り返しである。それなのに、「マニュアルに書いてません。どうしたらいいですか?」と短絡的に答えだけを求める人は少なくない。

まずはテキストを調べる。過去、どのようにアドバイスしているかを実践問答集である特別実践レポートで調べる。10年分あるので、ほぼすべての知りたいことが網羅されており考えるきっかけになる。そして、その意味を考える。また、考えたからといってすぐに結果は出ない。上手くいかないことの方が多い。

というか上手くいかなくて当然である。初めてトライしたことが1回目から上手くいくはずがない。初めてピアノを弾いて1発目で人を魅了する演奏ができないのと同じである。

調べる。
考える。
失敗する。
検証する。
また考える。
また失敗する。
でも諦めない。
また考える。

この繰り返しこそが成功するための秘訣である。このサイクルをどれだけ早く多く回転させることができるか、それに尽きる。

考え抜いて手に入れたスキルは簡単にこぼれ落ちない。考えることを諦めず、絶対に投げ出さない。何回失敗しても立ち上がる。当たり前だと思うが、このことを刻み込んでおいてほしい。

これを繰り返すことで成功できる。

月収100万でも
月収500万でも
月収1000万でも
可能性があるのがトレードである。

成功するまで投げ出さず、考えることを諦めないでほしい。自由になるお金があれば、人生はずっと面白い。トレードの成功には、死ぬ気でやり遂げるだけの価値があることを保証する。

考えることを諦めないでほしい!

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