銘柄選定のちょっとしたコツ(実践投資家向け)

銘柄選定のちょっとしたコツ

Sさん
受講者さん

選定銘柄について
認知の仕方のギャップが大きくなるような状況が起きやすい銘柄、例えば、ニュースがじわじわ効いてくるような銘柄(直近ではインバウンド、防衛)

大きな社会変化に組み込まれ始めているような銘柄

1つではなく、いくつもの上昇要因がある銘柄(決算、チャート、ニュース)

というような銘柄に仕掛ければ、トレンドが出やすいのでは?と思いました。

私どもでは受講者さんに報告などを強要することは一切していません。

どこかのサイトのようにお客さんの声を作文することもありませんし、お金を払って書いてもらうこともしていません。また、仲間内で儲かった声を書き合うなんてことも一切ありません。名前出しや顔写真入りで、「何千万稼げるようになりました」とか、リスクを晒して儲かった自慢など不自然極まりないことですし、私どもでは一切行いません。

ということで、実践投資家向け銘柄選定のちょっとしたコツを紹介します。

コツ1 日経新聞は読まなくていい

多分、日経新聞を購読している人は多いんじゃないかと思います。株を扱うんだから経済のことをよく知る意味で日経新聞ぐらい読んだほうがいい。「何か儲かるヒントがあるはずだ。日本を代表する経済誌だから。」と、一生懸命読んでいたのは、私です。

毎日朝の30分から1時間かけてイッパシの経営者気取りですわ。新聞をめくる音とか、インクの匂いとかできる男っぽく感じさせる。

で、役に立ったかというと、まるで使えない。

時間の無駄。お金の無駄。廃品回収用の古新聞をお金を出して買ってたわけで、この事実に気がついた時は呆然としました。何やってんだろう・・・と。もし、購読している人がいればやめて下さい。

朝の1時間はモーニングメソッドに集中した方が100倍マシ。お金もかからないし、集中力が増しその後の作業に集中できる。頭は冴え渡り、自分の目指す目標がクッキリ見えてくるし、絶対達成してやろうと意欲も湧く。

使えない情報は、ゴミと一緒。頭の中がゴミ屋敷にならないためにも無駄な情報はインプットしないほうがいいです。

コツ2 誰でも知っているマネー誌を読め

dマガジンとか楽天マガジンでたくさんの雑誌が、僅かな金額で読めます。

dマガジンは、440円/月
楽天マガジンは、418円/月

欠点を先に言っておきますが、エンタメ、スポーツ、ファッション関連の雑誌もたくさんあります。読み放題です。気を強く持っていないと、ついつい見入ってしまいます。何をやっているかわからなくなる。私が経験者です(笑)

読み放題の雑誌のサブスクですが、読む雑誌はマネー誌です。

日経マネーとダイヤモンド・ザイ。

マネー誌には株やお金に関するいろんな特集がありますが、楽しむ程度でサラッと目を通すぐらいでいいです。

どうせ、株で勝ったこともないライターが記事を書いているので、実践家としてはただのゴミ。

使えるとしたら、記事にツッコミを入れるという使い方ができます。「イヤイヤ、そんな事を言ってるけど、違うよー。こう考えるんだよ。」って感じで、一人ツッコミをしてみると意外と実践家としての見識が深まります。

コツ3 秘密の株価情報は必要ない

誰でも知っていることが大事なんですよ。みんなが買うから株価が上がるのであって、秘密がずっと秘密のままだったら誰も知ることができない。買われなければ株価は上がるはずがありませんので、その株を買ったお金は死に金(しにがね)になります。

これと同じ意味がバリュー株。

お得だから買えというわけのわからない投資本もありますが、だいたいにしてバリューはバリューのまま終わります。理由は簡単です。誰も興味ないから放置されていて割安に見えるだけのこと。

実践投資家なら動いているチャートを見つけて乗ること。これが大事。

コツ4 マネー誌で情報を得るべきは・・・

マネー誌で情報を得るべきは、一つ。

どんな銘柄が買い手を引き付けるだろうか?だけです。実践家がみる情報は、どの株が上がるのか?ではなく、どの銘柄を相場参加者は関心を持つだろうか?の一点のみ。

関心を持ち、相場参加者がその株を買えばチャートに必ず現れます。買われれば株価は上がるんです。

マネー誌をみて買う株を選ぶのは同じだろと思うでしょうが、プロセスが違うんです。実践家の判断材料はあくまでもチャートという事実のみ。

マネー誌にどう書いてあるかはどうでも良くて、チャートがどうなっているか?チャートから需給を読み解くことが大事になってきます。

トレーディングエッジ入門P88にはこう書いてあります。

需要が現在の供給水準を上回ればその結果として株価は上昇する。銘柄調査する唯一の目的は、買い手を引き付ける心理的効果があるかどうかを見極めることにある。

引用元:トレーディング・エッジ入門

コツ5 株探をフル活用せよ

株探は無料。情報満載なので便利です。銘柄を選ぶときは、次のように使います。

株価情報
  ↓
本日、年初来高値を更新した銘柄

すると、年初来高値更新銘柄の一覧が表示されます。銘柄コードにマウスを合わせると銘柄情報がポップアップされます。その中の「チャート」タブを選ぶとチャートが表示されます。

年初来高値を更新したチャートばかり表示されますから、強いものばかり。

チャートを確認しながら気になるものをピックアップして詳しく見ればいいだけなので、実質数秒で年初来高値更新銘柄を知ることができます。

年初来高値更新銘柄をみれば、全部買いたくなりますが、それでは資金がいくらあっても足りません。ここから絞り込むことは言うまでもないことです。

株探にも注意が必要です。くだらない詐欺広告が頻繁に出てきます。「大化け銘柄教えます」とか、「7万円が3億円に」とか。

詐欺です。反社のフロント企業がやっています。

年初来高値を更新した銘柄は、楽天マーケットスピード2でもスクリーニングできます。

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