なぜ、投資でこれほど多くの人が失敗し続けるのか?
アドバイザー1

「欲」にほだされた95%の人が、相場の世界では負け組として資金を失っていきます。
信用取引を行う投資家のほとんどが、評価損を抱えているという事実もある。
株にしても、FXにしても、ほとんど全ての人が失敗し財産を失う。
わずか5%程度の人が勝ち残るのが、この世界・・・。
ということは、新規参入のほぼすべての人が消えていなくなることを意味します。

今日の某新聞の広告枠に紹介されてたのが、「最強の◯式投資法」・・・(笑)

手軽さ、安直さ、楽、簡単さ、短期、大金・・・を求める人が、こういう本を買うんでしょうが、これこそが、多くの人が失敗し続ける訳と言える。

こういう本にニーズがあることは出版社はよく知っている。知っているからこのタイトルで発行するし、日経新聞のバカ高い広告枠を使って宣伝もできる。

昔から同じような手法で、初心者の射幸心を煽る本は売られている。本屋の目立つところに平積みしておかれていたりもする。いつの時代でもだ。

で、身近に成功した人がいるか?

いる訳がない(笑)手軽さ、安直さ、楽、簡単さ、短期、大金・・・を、求めた先には成功がないということをいい加減気付けばいいのに。

これこそが、多くの人が失敗し続ける訳だ。今読んでいる書籍のフレーズには、こう書いてある。

「成功は安売りなどしない。対価は常に前払いで、全額払わなければならないのだ。進んで払おうとするなら、
 その見返りは何倍にもなるだろう」

いやー、言いたいことがよくわかる。
対価は、お金だけではない。労力もその一つ。

しっかり考え、丁寧に練習し、問題を放置せず常に深く探る、今日よりも明日の成長を目指す。対価を払った分だけ身につかなければならい。身についてないとしたら、身につけるスキルを持ち合わせてないということ。

ざるで水をすくっているようなものだ。

成功するはずもないし、成長が見込めるはずもない。本の続きにはこう書いてある。

「もう質問してもいい頃だろう。あなたの信念と何んだろうか?今何を考えているだろうか?あなたの前に広がる無限の可能性を手に入れるつもりはあるだろうか?
 
 貧困や偏見、不安、恐怖といった、人を無力にするような幻で、あなたの思考が妨げられていないだろうか?もしそうなら、今こそ心象風景を変える時なのだ」と。

そこで質問。

  • あなたの信念とは何?
  • それを達成するために何を考えているのか?
  • 日本人なら誰でも手にできる大成功の可能性を本気で手に入れるつもりがあるのか?
  • できない、わからない、辛い、しんどいというあなたを無力にする幻に取り憑かれていないか?

自分の目指す位置を明確にすること、そして、弱気の心を封印しないと、いつまでも立ち止まることになってしまう。

「私たちが肝に銘ずるべきは、存在する時間とは、

今ここにあるだけ

ということだ。
 
昨日は永遠に失われたし、待っている明日が実際訪れることは決してない。」

目指す方向が不明確で、弱気の心を抱え、前に進まないままでい続けているとしたら・・・、もったいない。実にもったいない。

引用元:「あきらめなかった人々」きこ書房