宿願成就
Aさん
受講者さん

2023年の結果報告と2024年目標

1.2023年の結果

取引回数 193回、最終損益1,82万1,825円、平均損益9,440円、
勝55回、3,78万4,035円、平均利益68,801円、
負106回、▲1,959,660円、平均損失18,487円、
分32回、▲2,550円 ※同値撤退±1%以下を分けとする。
勝率28%(分けは負として算出)、PF比3.72、破産確率27.7%

直近3年間毎年赤字を垂れ流していましたが、昨年初めて193回の取引で182万円(手数料を含まず)の利益を出すことが出来ました。昨年年初の目標は獲得利益120万円でしたので、この目標か達成しました。
しかし取引の中味は週次報告で住川様からご指摘、御指導をいただいている通りでまだまだ課題山積です。特に12/26に頂いた厳しいご叱責のコメントは年末の地域の活動が忙しかったことも有り、気持ちがふらふらしていたのを見事に見抜かれていました。

【住川様コメント】
「がっかりしました。
昔のまま、学んでもらったことが何一つ生かされていません。厳しいことを言うようで申し訳ありませんが、遊びたいだけなら、遊んでいてもらった方がいいと思います。お金を稼ぎたいなら、やっていることがまるで違います。いったいどうしたいのでしょうか?」

この住川様のコメントは、報告作成段階で銘柄選定、エントリータイミングとも自分でなぜこんなエントリーをしたのだろうと思いながらだったので覚悟はしていましたが深く反省しました。
改めて自分の気持ちを立て直し、中断していたMSも復活してトレードに取組んでいきます。よろしくお願いします。
2024年はチャートの月足、週足、日足を確認し50%上昇が見込めるか、市場の関心、お金が集まる業界、業種の銘柄かをしっかり観てエントリーします。
昨年度の良かった点は100回チャレンジのお陰でリスク管理が出来ていれば取引回数が増えて仮に負けトレードばかりのように感じても損失は大きくないことを実感し、エントリーに迷わなくなったことです。

2.2024年の目標

今年の目標は1年間を通して冷静にトレードに取組むことです。そのために自分のトレードの力量をもっともっと向上させることが必要です。そのために具体的には以下の事を心掛けて行きます。

(1) 住川様からのメルマガをチェックし、クイックレスポンスで必要なコメントを返し自分の成長の糧とする。
(2) 毎月の実践レポートを学びの源泉として最大限活用する。⇒皆様の取引をチャ-トで追跡確認する。
(3) 住川様へ週次報告の提出、遅れた場合は月次報告の提出。
(4) 「トレーディングエッジ入門」、「タートル流投資の魔術」を改めて何回でも読み解きトレードの糧とする。新たな気付きを読書ノートに追記する。

収益目標:年間獲得利益300万円

打ち手
(1) ルールを守った取引を徹底する。
(2) 根拠があるエントリーを徹底する。直感と逆張りでエントリーはしない。
① 超トレンドフォロー戦略で増玉と両建てを活用する。
(ア) LCを基本MAX5%の厳守。
(3) 年初来高値更新、昨年来高値更新銘柄のチェックとルールに従ったエントリー ⇐これまでは高値更新でエントリーしていた感がある。
(4) エントリーは50%上昇の可能性がある銘柄で次の根拠があるものにエントリーする。
① 上値抵抗線ブレイク、安値切上げ
② 三角保ち合いブレイク、
③ W底反転、
④ ネックラインブレイク
⑤ 月足、週足で上昇トレンドが確認できる。
(5) トレード日誌にエントリー前にシナリオを作ってエントリーする。シナリオにはどういう戦略で取り組むのか、株価の3つの動きに合わせた対策を明記する。
(6) 維持管理をしっかり行なう。増玉と両建ての活用と両建てのタイミングに習熟する。
月次レポートで皆様の取引レポートから考え方を学ぶ。チャートノック、特に実際に行った取引のチャートで検証する。

私どもでは受講者さんに報告などを強要することは一切していません。

どこかのサイトのようにお客さんの声を作文することもありませんし、お金を払って書いてもらうこともしていません。また、仲間内で儲かった声を書き合うなんてことも一切ありません。名前出しや顔写真入りで、「何千万稼げるようになりました」とか、リスクを晒して儲かった自慢など不自然極まりないことですし、私どもでは一切行いません。

実践投資アドバイザー2

もう大丈夫でしょう。問題箇所はわかっていますので、その問題が出てこないようにするだけのことです。今年、300万円ということですが十分達成可能でしょうし、そのぐらいやらなければ意味がありません。

これまで散々苦労して問題に向き合ってきたので、これからは稼げるだけ稼いでください。大丈夫。できるはずです。

心掛け事項4項目

>(1) 住川様からのメルマガをチェックし、クイックレスポンスで必要なコメントを返し自分の成長の糧とする。

金メダル級に大事なポイント。メルマガ等でご自身の考えていること、気づいていることを報告いただき、それについて私がコメントを返します。この時、考え方や取り組み姿勢の確認をすることが出来ます。

・その通りです
とか、
・こう考えたほうが良くないですか
とか、
・この参考図書のこのページを復習してください
とか。
これは投資力養成プログラム最大のメリットです。質疑応答無制限ですからフル活用してください。

他社の教材では質疑応答などできません。できても月に1回20分限りで電話対応のみですから、あたふたして終わりです。また、質疑応答無制限を希望すると200万円払えと言われる始末。普通はそんな感じなんですよ。受講の特典をフル活用してください。

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(2) 毎月の実践レポートを学びの源泉として最大限活用する。⇒皆様の取引をチャ-トで追跡確認する。

銀メダル級ぐらい大事。
他の人の売買履歴など見れる機会など絶対にありません。しかも、自分と同じスタイルとなると、まず不可能でしょう。それがウチでは毎月発行する特別実践レポートで他者の売買動向をチェックできる。どんな銘柄を選んでいるか?どのタイミングで入っているか?何を考えているか?住川が何をコメントしているか?一人で考えることなどたかが知れています。他者の思考を知る機会は極めて重要なことです。


>(3) 住川様へ週次報告の提出、遅れた場合は月次報告の提出。


銅メダル級に大事。
これは、(1)につながることです。抱える問題は自分で気づくことはかなり困難です。問題発見が遅れれば遅れるほど、損失を垂れ流すことになるし気力も失せてしまいます。問題は早期発見早期治療することが肝心です。

>(4) 「トレーディングエッジ入門」、「タートル流投資の魔術」を改めて何回でも読み解きトレードの糧とする。新たな気付きを読書ノートに追記する。

これももちろん大事。
一回二回、目を通したぐらいでわかるような薄っぺらい内容ではありません。なにしろ、1億円のお宝が潜んでいる内容ですから、本気で理解したほうが賢明です。
だから、「100回読め」と申し上げています。

エントリータイミング

>① 上値抵抗線ブレイク、安値切上げ
② 三角保ち合いブレイク、
③ W底反転、
④ ネックラインブレイク
⑤ 月足、週足で上昇トレンドが確認できる。

と、5つ挙げておられます。
でもあと一つ、どうしても欲しいタイミングがあります。

さて、あと一つ欲しいエントリータイミングは何?
いつも申し上げていることです。

わかる人は連絡ください。

6つ目のエントリータイミング

記:2024年2月2日

今回のお題は考えていたより面白かったです。

受講者の皆さんが

  • どこを見ているのか?
  • 何を考えているのか?

を再確認することができたので、今後アドバイスする際に大いに役立てることができそうです。

まず、お題はAさんが上げた

  1. 上値抵抗線ブレイク、安値切上げ
  2. 三角保ち合いブレイク、
  3. W底反転、
  4. ネックラインブレイク
  5. 月足、週足で上昇トレンドが確認できる

これ以外にあと一つ欲しいエントリータイミングがわかればメールしてほしいという事でした。

思いの外多くの受講者さんから連絡をいただきましたが、全員間違いはありませんでした。つまり、正しい答えだった。答えは正しかったけれど、トレンドフォローを考えればちょっと違うんだよなという感じ。その言いたい答えにズバリ正解されたのはお一人だけ。Fさんです。


まず、多かった答えは前回高値更新というエントリータイミング。正しいです。でも、前回高値から水平に上値抵抗線を引くことができるので、実質上値抵抗線ブレイクと同じことになります。私がチャート分析で緑の点線で水平に表示するラインです。

次に多かったのは、レンジの下値支持線反発を確認してエントリー。これも正しい。でも、ダブルボトム反転でエントリーと同じことですね。

そして、年足で+50%を確認するという答えがありました。

>(4) エントリーは50%上昇の可能性がある銘柄で次の根拠があるものにエントリーする。

と表現されているので、ちょっと的がはずれています。しかも、年足にしても月足、週足にしても、これらは傾向を知るための材料であって、タイミングを計るものではありません。タイミングを計るのは日足です。

Fさんの回答は一言。

「高値更新」

この答えが欲しかったのです。


1852 淺沼組 日足 引用元:株探

例えば1852淺沼組

昨年末から上昇トレンドを描いています。30年来の高値更新中。

一つは3700円の上値抵抗線ブレイクと、4200円の上値抵抗線ブレイクがエントリータイミングになりますが、極端に言えば12/28以降いつでもどこでもエントリーして構わないわけです。言い換えれば、ブレイクだけを狙っていくと、エントリータイミングを逃すことになりかねません。

多くの受講者さんの関心事は、

  • いいタイミングでエントリーすれば儲かる
  • 割安で買えば逆行しても被害は小さい

こんな感じでしょう。

いいタイミングでエントリーできても、その後逆行してしまえば利益になりません。また、割安で買っても、高値更新中で買っても、逆行すれば同じ割合だけ損切りすることになりますから、たいして違いはありません。

高値更新中は天井掴みするような感覚になるでしょうが、さらに高いところから見ればそこは天井ではありません。

1852 淺沼組で言えば、4400円から見れば3800円も4000円も4200円も天井ではありません。単なる通過点に過ぎないわけです。同じように、将来可能性のある6000円や10000円から見ても天井ではなく単なる通過点に過ぎないことになります。

それなのに、今現在見えている株価だけをみて判断するから高値掴みを怖れることになるし、怖れるあまりエントリーできなくなるわけです。実践家なら、将来到達してほしい株価位置を見据えたエントリーをしなければなりません。

ちなみに、CISさんは書籍・「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」の中で言ってます。

「上がっている株がまだあがりそうなら、そのタイミングで買うのが基本」

しょっちゅう高値更新銘柄に注目するように繰り返し言っていますが、それでも高値更新を避けるということは、知っていても行動を起こせない。知らないのと変わらないということです。

相場は簡単ではありませんね。だから面白い(笑)