理屈を知る→恐怖から解放→売買が楽に→儲かる(笑)



昨年の最も打たれないピッチャーは、
オリックスの金子千尋投手。

投手部門での最高の栄誉、沢村賞を受賞した。


防御率は1.98。
一試合投げて1.98点しか
取られないということになる。

バッター部門では、阪神のマートン選手が、
2014年日本プロ野球界で最も
打つ可能性の高かった選手。

打率は3割3分8厘。
3回に1回は打っている計算になる。


さて、
投資の場合。
トレンドフォローの場合、
マートン選手の打率と同じぐらい。

3回に1回しか利益を得られない計算となる。
逆に言えば、3回に2回は損を出すことになる。

ここで言いたいのは、
野球も投資も確率の問題であるということ。

多分、そこそこ勉強してくれば
「投資は確率」だということは、
頭の中では理解している。

しかし、腑に落ちてはいない。

そう思う理由は、『怖さ』にある。
エントリーに怖がるというのは、
すべてのエントリーで失敗したくないとの
思いが強すぎることから起きる感情。

一点取られたらどうしようと、
恐れるあまりマウンドに立てない状態や、
凡退が怖くてバッターボックスに
立てない状態と同じ。

わずかな含み益を失うのが怖く
スズメの涙ほどの含み益で
利確してしまうことも恐怖に
支配されている証拠。

結局、失うことが怖いのである。

普通の労働は、切り売りした時間の対価として
お金を得るので、お金を失うことはない。

現実には掛け替えのない自分の時間を切り売りし、
寿命までの残り時間をお金のために削っている。

普通の人は時間よりお金を失うことを恐れるが・・・、
この話しは趣旨と離れるので別の機会にでも。

お金を増やそうとしてお金を失うんだから
やってる事と目指す事が違えば、
『怖さ』に振り回されることは当然の事。

この壁を抜けるには、『確率』ということを、
本当に理解しなければならない。


あの金子投手でさえ、一試合投げれば2点とられる。
2点取られるのが怖い・・・ではなく、
2点取られるのは仕方ない。

だったら、我がチームは3点取ってもらえるよう、
野手のために守備時間を短くしようとか、
流れを相手チームに持って行かれないようにとか、
出来る配慮はいくらでもある。

マートン選手は3回のうち2回失敗する。
それを怖れて打席に立つことを控えるとか、
ものすごく慎重にバットを構えるとか、
そういうのではなく、
いつも通り当たり前のことをしていれば、
3回のうち1回はヒットを打てると考えればいい。

『確率』ということが腑に落ちていれば、
何も怖がる必要がないということになる。

3回のうち2回失敗しても、
1回の成功で2回分を回収すればいいと
考えれば怖がる必要はない。

3回とも上手くやろうとするから怖くなる。
実に単純な話しなのである。

理屈を知る→恐怖から解放→売買が楽に→儲かるという話し(笑)

あれ?
1回の成功で2回分を回収しただけなら、
行ってこいでプラスマイナスゼロじゃね?

なんだお前、儲からんじゃねーか。

と言う奴もたまにいる。

まだまだ勉強が足らん。
ちょっと勉強したら?(笑)

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