0011株式相場を研究するとなると、それなりの理論武装は必要となります。ただなんとなく売買していたり、他人任せ的なアドバイスに頼っているようでは、相場の本質に近づくことはできません。

もちろん、証券理論にすぐれた学者が相場上手とは限りません。一般投資家の立場でいえば、基礎的な知識を持った上での実戦応用力があれば、自分なりの投資判断をもとに生きた相場で戦うという楽しみが増えてくるはずです。


株価は、経済のみならずいずれは企業の収益に響いてくるすべての内外情勢を反映して動いています。そうした情勢の変化が景気、そして企業収益にどう影響を与えるだろうかということを、瞬時に判断して売りと買いをしていく。その変動が相場です。

その変動は、「株価形成理論」で説明される動きとは、短期では違う時があります。その株価理論的な分析手法も時代とともに移り変わってきています。

20世紀では特に有名なケインズは、「株式投資は美人投票」といっています。当選した美人に投票した人に商品を出すとしたら、人々は自分の好みではなく多数の好みを考えて投票するはずです。株式投資でも同じ理屈であるということです。この多数の好み、多くの市場参加者が好材料と判断して、その株式の値段を上げて買う、これが株高です。この反対の行動が、株安です。

こうした材料解釈と買い手、売り手の需給の変化による株価変動、さらにその株価変動がもたらしていく新たな需給の変化、この株価プラス市場参加者の動きである出来高など商い量の分析も、テクニカル分析の広義での株式チャート研究になります。

いちど知れば、トレンドフォロー戦略は
あなたの武器になる

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株式チャートの見方コンテンツ

ダウセオリー(ダウ理論)

ダウ理論
日本流のケイ線の元祖は「酒田ケイ線(酒田五法)」の本間宗久ですが、米国の元祖は「ダウ理論(ダウ・セオリー)」というチャート理論を唱えたチャールズ・ダウにあたります。今では日経平均といっていますが、昔は東証ダウ平均とも言われており、チャールズ・ダウの考案[…]

株価の動きをパターン化すると

株価の動きをパターン化すると
株価の動きに注目している最中、ある程度のシナリオを想定するとポジションのコントロールがしやすくなります。そのための株価の動きをパターン化すると次の8つに分類できます。このパターンを持っておくことで、[…]

トレンドラインの引き方

トレンドライン
株式チャートを見る第一歩は、株価が大勢として上昇方向にあるのか、下降方向にあるのか、または、横ばいなのかを見分けることからはじまります。それを見分ける方法が、トレンドラインを引くことです。[…]

トレンドチャネル(アウトライン)

トレンドチャネル
トレンドラインを引いたら、株価の変動幅に何かの規則性があるのかを見なければなりません。もし、トレンドラインと平行して上昇相場なら、その上方にあるほぼ一定の幅をもって線を描ければ、それがチャネルライン(アウトライン)と呼ばれます。そこにはさまれたゾーンをチャネルといいます。[…]

移動平均線の基本

移動平均線
トレンドラインやチャネルの他にも、トレンドおよびその強さを見るための指標の一つとして移動平均線があります。移動平均線は使い勝手もよく、米国のチャート分析家であるグランビル氏が考案したもので、チャート分析ではもっとも利用される指標の一つです。ある一定期間の株価[…]

移動平均線でトレンドの方向を知る

移動平均線
トレンドには、上昇トレンド、下降トレンド、トレンドが生まれない保ち合いがあります。これらは、移動平均線の傾きで知ることができます。上昇トレンドとは、直近の高値と安値を切り上げながら株価が上昇していく状態を指します。[…]

移動平均線と平均買いコスト

移動平均線
この移動平均線の意味するところから考えると、過去5日間に株を買った投資家の平均購入価格を示しており、株価が移動平均線より上側に推移しているということは、この5日間に買った投資家は概ね儲かっていることを意味します。(すべて儲かっているとは言い切れない)[…]

位置関係で乖離を見る

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株価が急騰、急落局面を迎えた場合、ローソク足と移動平均線との間には、大きく離れて動く場合があります。特に短期線と中期線とがどのくらい離れているのか乖離状態を読むことで、行き過ぎの度合いを判断する材料となります。[…]

ゴールデンクロスとデッドクロス

ゴールデンクロスとデッドクロス
移動平均線でトレンドの方向を知ることができる。短期と長期の移動平均線を組み合わせることで、相場のトレンドの転換点を確認する方法について、短期移動平均線が、長期移動平均線を「下から上」に突き抜けることをゴールデンクロスという[…]

グランビルの法則

1本の移動平均線と株価終値の位置関係を見ることで、売り買いの判断をする方法にグランビルの法則があります。移動平均線は、トレンドの方向性を示します。下降から横ばい、または、上昇に転じた移動平均線は、トレンドが保ち合いま[…]

エリオット波動法則

エリオット波動法則
ラルフ・エリソン・エリオットの波動法則も重要です。エリオットの法則は、ダウ理論がベースとなっています。将来の株価を予想する意味では、過去にも大きな話題を提供してきた法則です。エリオットはアメリカのテクニカルアナリストで、エリオットの発表した[…]

相場調和論

一つの株式相場は何段階もの「波」で構成されます。段階別で言うと、エリオットは、実に200年単位という超長期の「グランドスーパーサイクル」から、わずか一時間単位の「サブ・メヌエット」まで9段階に分けています[…]