ローソク足の組み合わせは、ローソク足単体で見るより市場参加者の心理を詳細に読み取ることが出来ます。
- ホルダー(すでにその株を買って持っている人)の心理。
- 買い方(これから買おうとする人、もしくは、今買った人)の心理。
両者の綱引きが行われていて、その力関係はローソク足の組み合わせで表現されます。このバランスが崩れる時こそが、上昇、下落の転換点になります。
結論
「たくり線」は、上昇転換を示唆するサインとなります。
下落相場において窓を開けて安く寄り付きローソク足が長く下ヒゲをのばした下ヒゲ陰線(下ヒゲ陽線でも可)をたくり線といいます。大底を打ったと判断し買いのサインとなる可能性大です。
たくり線とは
1本目の大陰線と窓開け下落で、
買いの勢い < 売りの勢い
であった状態から、2本目の下ヒゲ陰線もしくは下ヒゲ陽線をつけた。下ヒゲが長いことは急反発して引けたことを意味することから、
買いの勢い >> 売りの勢い
と、売り買いの勢いが逆転したことを示しています。
また、窓開け上昇し3本目の陽線で、
買いの勢い > 売りの勢い
と底打ち反転することになり、上昇転換することになりました。
逆張り派の買いシグナルといえます。
下ヒゲが長いほど、反発力が強いことを示します。
- 次の記事を読むことでチャート分析の重要性がわかります -
チャート読解力とは、市場参加者の心理状態を読み解く力の事。 ホルダーがどうなったら売りたいと思っているか? あるいは、まだ売りたくないと思っているか? 買い方は、どうなったら買いたいと考えるか? 需要と供給のバランスが崩 …
たくり線事例
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