包み足(抱き線)から相場参加者の心理を読む
実践投資アドバイザー

実践投資アドバイザーの住川が解説します。
投資歴21年。投資教育事業は今年で11年。その間5,500名を超える受講者さんを指導。稼げるトレーダーを多数輩出。⇒ミッション及び会社概要投資力養成プログラム・11周年受講者さんの声

ポイント

ローソク足の組み合わせは、ローソク足単体で見るより市場参加者の心理を詳細に読み取ることが出来ます。

  • ホルダー(すでにその株を買って持っている人)の心理。
  • 買い方(これから買おうとする人、もしくは、今買った人)の心理。

両者の綱引きが行われていて、その力関係はローソク足の組み合わせで表現されます。このバランスが崩れる時こそが、上昇、下落の転換点になります。

結論

「包み足」は、トレンド転換を示唆する代表的なサインとなります。

「包み足」とは、2本目のローソク足が1本目のローソク足を包み込む形のものを言います。それでは、「包み足」の意味する市場参加者の心理を丁寧に読み解いてまいりましょう。

「陽線の包み足」は上昇転換の可能性大

包み足のなかでも、「陽線の包み足」は、1本目の陰線とは逆に2本目が完全に包む大陽線のローソク足の組み合わせをいいます。大陽線の出現で、今までの弱気の雰囲気を一掃するほどの強力な買いのエネルギーが存在するがわかります。市場参加者の心理は好転し上昇転換の可能性が高まっていると読み解くことができます。

「陽線の包み足」は上昇転換の可能性大陽線の包み足(安値圏)

「陽線の包み足」の1本目の陰線は、ホルダーの失望売りが出ていることを意味し、

買いの勢い < 売りの勢い

の状態で、買われるだけの要因がなかったために買いの勢いは弱く株価は下げます。
2本目のローソク足は、好決算等の好条件が出たことで買い方の勢いが勝り大陽線になりました。
そのため、

買いの勢い > 売りの勢い

の状態に変わり、上昇トレンド転換の可能性が高まったことになります。特に安値圏では、短期利益狙いのホルダーの手仕舞い売りがほぼ出尽くしている可能性が高いので売りが出にくく、買われさえすれば反転上昇することになります。長期下落後の「陽線の包み足」「抱きの一本立ち」と称され、酒田五法の中でも上昇転換を示す重要なシグナルとされています。

陽線の包み足事例

「陽線の包み足」事例_エムスリー2413 エムスリー(日足)陽線の包み足

10月の終わりと12月の初旬に「陽線の包み足」が見られます。いずれも短期ホルダーの手仕舞い売りで株価が一時的に下落しています。この時、

買いの勢い < 売りの勢い

の状態で、2本目の陽線が下放れて寄り付くほど売られましたが、引けにかけて1本目の陰線を包み込む形の陽線となり「陽線の包み足」となったケース。

ポイント

ホルダーは、1・短期利益目的のホルダーと、2・長期保有のホルダーの2種類に分けて考えるとわかりやすくなります。今回のエムスリーのケースは、短期利益目的のホルダーの手仕舞いが出て長期保有のホルダーは手仕舞いに動いていません。従って、株価下落は限定的で単なる押しとなり、安くなった株価から買いやすくなり陽線が現れ、「陽線の包み足」になりました。

- 次の記事を読むことでチャート分析の重要性がわかります -

「陰線の包み足」は下落転換の可能性大

「陰線の包み足」は、1本目の陽線とは逆に2本目が完全に包む大陰線のローソク足の組み合わせをいいます。大陰線の出現で、今までの強気の雰囲気を一掃するほどの強力な売りのエネルギーが存在することがわかります。市場参加者の心理は弱気になり下落転換の可能性が高まっていると読み解くことができます。

「陰線の包み足」は下落転換の可能性大陰線包み足(高値圏)

高値圏を推移中の株価では市場心理としては、乗り遅れまいとする市場参加者の心理は買いに傾いています。1本目の陽線の段階では買い方は勢いづいています。

買いの勢い > 売りの勢い

2本目は上放れて寄り付きますが、利益確定の売りや高値警戒からの売り、あるいはネガティブなニュースなどの影響で、買い控えと同時にホルダーの利食い売りで押されてしまい、引けにかけて大きく下落。1本目の始値をも下回って終了。

買いの勢い < 売りの勢い

特に長期上昇後の陰線の包み足は「最後の抱き線」と呼ばれ、酒田五法の中でも下落転換を示す重要なシグナルとされています。

陰線の包み足(最後の抱き線)事例

陰線の包み足(最後の抱き線)事例4530 久光製薬(日足)陰線の包み足(最後の抱き線)

6,000円、6,500円、7,000円、7,500円と節目ごとに押しが入り上昇してきたが、7,500円を窓を開け抜けた後、陰線の包み足「最後の抱き線」が出て反転下落になったケース。

上昇に疑心暗鬼であることから短期利益狙いのホルダーの手仕舞いで、節目ごとに押しをつけながら上昇トレンドを維持。7,500円までは、

買いの勢い > 売りの勢い

と買い側が勝っていたが7,500円を抜けた後ホルダーの利益確定の売りから陰線の包み足(最後の抱き線)となる。株価は25日移動平均線を割り込みデッドクロスし、ホルダーの手仕舞い売りが加速する。

同時に、ダブルトップとなったことで、2回高値更新に失敗し一部ホルダーの手仕舞い売りを誘う。且つネックラインにあるストップを巻き込み下落が加速することになった。同時に買い方の買い控えで完全に売りエネネルギーが勝る。

買い << 売り

の状態でここから下落転換となり急速に株価は下げることになった。

どうすれば儲かるようになれるか

ポイント

『どうすれば儲かるようになれるか』を追求するなら、なによりも先に『どのような仕組み、ルール』で売買するか?をハッキリさせておかなくてはいけません。

受講者さんの課題の添削をしていると、『基本戦略』が曖昧な人が実に多い。言い換えると、その場の思いつきで売買しているのです。思いつきで売買したところで儲かるわけがありません。

包み足は高確率なサインであることに違いはありませんが、ダマシになることもあります。いくらなんでも無策では、取れる利益も取れないことになります。

投資教育事業を10年以上、5,500名を超える受講者さんにアドバイスしてきて、稼げない人にもっと欠けているもの、それが「売買戦略」です。

売買を大きく分類すると、1・順張り(トレンドフォロー)2・逆張り(カウンタートレード)があり、どちらを選ぶかでやり方は変わってきます。

そのうち、私が力を入れてアドバイスするのは、1の順張り(トレンドフォロー)であり、トレンドフォローを進化させた『超トレンドフォロー戦略』のアドバイスをしています。

なぜ、カウンタートレードではなくトレンドフォローなのか?

それは、稼げるからです。
カウンタートレードは、労力の割に儲からないやり方です。小さな利益をコツコツ積み上げ、ある時一気に吐き出してしまう。遊びでやっているならまだしも、お金を稼ぐ目的でやるにはそぐわない戦略です。一方、トレンドフォローは理にかなった戦略なのです。

株で利益をあげるコツは、安く買って高く売ることが基本中の基本になりますが、その価格差が大きいほど利益も大きくなります。短期間で2倍になる銘柄も珍しくなく、6532ベイカレントコンサルティングなどは、1年で10倍にまで成長しています。

さらに、『超トレンドフォロー戦略』とは、リスクを最小限に抑え込み、利益の最大化を図るトレンドフォロー戦略の進化版です。

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