これで力と自信がついてきて、やがて稼げるようになれるのです
ポイント

100本のチャートノックを完走し超トレンドフォロー戦略をマスターした受講者さんは、次のステップに移ります。今回はYさんの実戦売買の週次報告を取り上げさせてもらい、どのような視点で売買報告を見ているかを紹介します。

この積み重ねでうちの受講者さんは力をつけていきます。自分のやっていることが「自信」につながり稼げるようになっていきます。

この銘柄はしつこく監視し続けるべき

Yさん
受講者さん

期間:9/12~9/16

『9/14 新規買1銘柄』

[7532 パンパシHD 9/14寄成2643円×100株]

<根拠>

月足は21年に高値を付けて1500円の節目迄調整、そこから反発し上昇継続中。
週足は8月3週目にGUでBB+2σバンドブレイク。バンド拡大しながらバンドウォーク継続中。
日足は8/15の前回高値が意識され動きが鈍かったが9/13に出来高を維持し陽線でGU、前回高値を明確にブレイク。
8/16と8/29を結んだラインを下値支持、8/15の高値に水平に引いたラインを上値抵抗と見立てた三角保合をブレイク。
信用取組1.0倍で良好。空売の買戻しによる上昇も期待出来る。
回転日数5.3日で売買が活発。
市場テーマ:インバウンド、生活防衛 テーマで性があり資金流入が期待出来る。
時価総額:16184億円
発行済株式数 634391840株 浮動株比率1.5%で低い
利益率50%のイメージが出来る。

<LC>
・-5% 2643×0.95=2510円に逆成注文。

『ホールド中2銘柄』

[3626 TIS]

本玉:買7/22 3770円×100株 逆指値は買値3770円
増玉:買9/8 4205円×100株 LC-5% 逆指値3995円

<週間の値動きの確認>
9/13に高値を付けたあとGD陰線で下落、金曜は地合も悪く連休前の手仕舞に押され25MA付近まで更に下げ十字線で終えた。

<来週の展開>
25MAが意識され押し目買と短期空売りの買戻しにより反発。
このまま利食や手仕舞売に押され下落継続。25MAを割り込めば売りが強まる。

<シナリオ>
25MAを下抜けると売優勢の展開になるので25MAを明確に割り込めば完全手仕舞する。
ここから反発、もしくは25MAを割り込んでもすぐに切返せば上昇持続と判断し本玉、増玉共にホールドする。


[8233 高島屋 9/91634円×100株]

本玉:買1634円×100株 LC-5% 逆指値1552円

<週間の値動きの確認>
週明け月曜に1700円の節目を陽線でブレイクし高値を付けたがその後は1700円の節目を超えられず保合傾向。地合が悪かった割に底堅く推移。

<シナリオ>
・高値保合継続なら様子見だが20営業日を過ぎれば資金効率が悪いので一旦手仕舞する。
・ここから上昇し含み益が10%になれば増玉する。
・下落しても逆指値にヒットするまではホールドする。

【総括】

TISは両建しようかと思いましたが、増玉を手仕舞すると含み益が10%無いので本玉と増玉をホールドしたままにして最悪同値徹底になっても構わないと考えました。反落した時に目先の小さな利益欲しさに手仕舞ったりしない様にしっかり練習したいと思います。

実践投資アドバイザーによる添削

実践投資アドバイザー2

7532 パンパシHD
申し分なし。

3626 TIS
間違っています。増し玉が損失になることを懸念しているのでしょうが、この場合持ち続ける意味がありません。すでに窓明けのGD。2日連続の陰線で上昇トレンドが継続するか、下げ続けるか怪しくなってきました。

ここは、増し玉を損切りし本玉を両建てで含み益を無駄に減らさない手を打つことがセオリーです。

ポジションを一切残さず出てしまうと、この先再上昇し始めてたとしても普通なら買えません。天井と思ったから売ったのに、その天井と思った辺りの株価で再び買うことは相当な心理的抵抗があります。

両建てをしてポジションを置いておくことも、いったん利食いして利益を確保しておくことも計算上は同じことです。でも、感情が違って感じさせるんです。

証券口座に確保したお金、つまり自分の財布にいったん入ったお金と、まだ自分のものになっていないお金では、頭の中では違った仕分けをしてしまいます。宝くじで当たった1万円と、汗水流して得た1万円は同じ1万円でも、宝くじで当たった方が軽い1万円に感じてしまうのと同じことです。しかも、まったく自然に無意識のレベルで分類してしまいます。

いったん財布の中に入ったお金は使いずらい。しかも、前回手仕舞ったレベルの天井付近になるので、尚更買いずらい。

トレンドが否定された状態ではないのに、再エントリーに心理的負担を掛けてしまっては、せっかくの掴みかけたトレンドに乗れないか、乗れても遅れて入ることになるのです。

このチャートは、上昇トレンド継続中です。月足をしっかり見てください。理想的なトレンドを描いています。
途中で押しは入りますが、ある程度利食い売りが出たら再び上昇。安くなったら買いやすくなり資金が入る。そして株価は上昇するんです。これまでの傾向を見ると、上昇トレンド継続の可能性は高いとみますが、それでも25MA割れで手仕舞いますか?

3626 TISは、特別実践レポート9月号を見てもらえればわかる通り、受講者の皆さんが取り扱っています。私が特に触れたわけでもないのに・・・、です。
それだけチャートが美しく、トレンドフォローに向いている証だと、レポートの分析をされた受講者さんがいます。
私もそう思います。

絶対に含み損を我慢して持ち続けてはいけませんから、両建てで様子を見ることがベストな選択です。仮に全ポジションを手仕舞うことになったとしても、しつこくこの銘柄は監視し続けるべきです。

8233 高島屋

申し分なし。
これもTIS同様、ポジションがなくなったとしてもしつこく継続監視する事をお勧めします。インバウンド、国内旅行支援銘柄で今後お金が流れ込む可能性は高いと思います。

目先の小さな利益欲しさに手仕舞ったりしない様にしっかり練習したいと思います。

実践投資アドバイザー2

ものすごく大事な考え方。
将来の不確定な大きな利益より、小さくても確実な目の前の利益を欲しがるのが人間。

このトレードで自分は何を表現したいのか?
超トレンドフォローはどんな戦略なのか?
しっかりシナリオを持っておけば、目の前の株価の動きに翻弄されません。実践投資家としては当然ですね。

資金の関係から保有銘柄が少ないですが、だからと言って一回一回の取引を利益にしたいと考え過ぎないようにしてください。資金の少ないうちは特にお金を失いたくないと考え「損失回避」の行動になります。要注意です。

魚の釣り方を教えています

以上が実際のアドバイスですが、こういうのは、めんどくさいでしょう。
多くの人は、「答え」が知りたいのが本音でしょうから。

  • この銘柄を買え
  • このタイミングで買え
  • いつ売れ

という答えがわかればそれでいい。魚をあたえてもらった方が楽でいいと思っている人は実に多い。その結果、株で稼げない人ばかりになってしまう現実があるわけです。

投資力養成プログラムでやっていることは、魚の釣り方を丁寧に教えています。だから、うちの受講者さんは釣り方をマスターしていきます。自分の力で好きなだけ好きな時に魚を釣れるようになれるわけです。しかも、最も大きなメリットは、生涯に渡って使えるスキルが身につくのです。

これは何人もの稼げるトレーダーを育成してきた実践投資アドバイザーが、「稼ぐようになれる人の特徴」、「いつまでも稼ぐようになれない人の特徴」を知り尽くたうえで言っています。このことを噛み締めた上で判断してほしいと思います。

相場で稼ぐなら一つの大きなヒントになるのが、こちらで書かせてもらった「自信」です。

トレードするなら「自信」をつける事に全勢力を注ぐべし!

その上で、魚の釣り方を知りたいと思うならうちを受講されたらいいし、魚をあたえて欲しいと思うなら、そういうところを探せばいいと思います。