あなた、嘲笑われていますよ

イメージ記憶、暗黙知の話

チャート読解力のみならず、英会話、楽器演奏、料理や釣りなどの趣味の世界でも、上級者と素人では、ものの見え方感じ方考え方が違うわけです。その技能を身につけたら、例えブランクがあったとしても、すぐ熟練者の勘を取り戻すことができるようになります。

パソコンのブラインドタッチなんかもそうでしょ。しばらくやってなくても、すぐできるようになるし、機種が変わってもある程度のことはすぐできてしまう。生まれて初めてキータッチをする時のように、指一本で打ち込むようなことはないはずです。車の運転もそう。しばらく運転していなくても、すぐ思い出し車を動かすことができる。教習所で初めて車を動かす時のようなことはありません。

体が覚えてしまう・・・「知っていることを知らない」状態とはこういうことを言います。

- 次の記事を読むことでより理解が深まります -

では、チャート読解力の暗黙知とは何かというと、需給バランスを一目で見分けられるようになるとでも言っておきましょう。100銘柄のチャートを見るのに、一つのチャートを3秒ぐらいで見れてしまうので、100銘柄見たとしても5分程度。そこから気になった銘柄をピックアップしひとつずつ時間をかけて分析する。素人と熟練者に差が出るのは当たり前。

あなた、嘲笑われていますよ

イメージ記憶を鍛えるにはどうすればいいか?

数稽古です。たくさんチャートを見て考え、シナリオを作り、その後実際の動きと比較し検証する。
稽古もしない。そもそも練習もしないスポーツ選手はいません。一流シェフがレシピ動画だけを見てわかったつもりで料理を提供することはありません。外科医が医学書を読んだだけでメスを握って執刀することなどしないはずです。

でも、大衆投資家はテキストだけを見てわかったつもりになり、お気楽に売買を初めて、儲からないと嘆く。失笑するしかないでしょう。でも、それが相場なんですよ。

相場の餌がたくさんいた方が、熟練者は儲ける機会が多くなる。誰かの損が誰かの儲けになるんです。誰が損するかはいうまでもないこと。相場巧者からは嘲笑われているんです。証券会社も手数料だけはしっかり払ってくれる鴨に見えていることでしょう。「もっと練習してから来なさい」などというわけがない。NET上の投資教材屋からは、詐欺れる格好のターゲットになってるんです。

練習も訓練も勉強もしない人が勝てる日は絶対にきません。勝ちたければ今からでもすぐに練習、訓練、勉強です。そうすれば、少なくとも昨日の自分より成長できるし、今日の自分より明日の自分は成長していきます。明日の自分よりは、1ヶ月後、1年後、10年後の自分は成長しているに決まっています。練習に次ぐ練習、訓練に次ぐ訓練、勉強勉強、そして勉強です。

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売買は「儲けたいという強欲心理」と「損を出したくないという恐怖心理」など感情を持った人間がやるもの。つまり、株式相場は買い方と売り方の心理戦なのです。

チャートから人間心理を読み解く事は、合理的で適正な判断や選択を可能にし、売買行動の明確な基準にすることができ、圧倒的に有利な売買が可能になるのです。

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