投資力の根幹を形成する５つの秘訣

投資力の根幹を築く５つの秘訣

投資力の根幹を築くには５つの秘訣がある。

1. 徹底的に知識を吸収する
2. 優秀な投資家になれる事を誓う
3. 目標を明確にする
4. 過去の間違った考えに気付き捨て去る
5. 小さな自信を積み上げる

それぞれ細かく見ていく。

徹底的に知識を吸収する

参考図書、テキストなど、およそ一回さらっと眺めただけで分かったつもりになっている人は実に多い。

過去、何冊も投資書籍が出版されている。しかし、投資で成功したという話しは聞かない。
これは、投資に限ったことではない。「金持ち父さん・貧乏父さん」や、「ザ・シークレット」という成功哲学書も幾度となく大ブームを巻き起こしてきた。それで成功者が増えたとは聞かない。早い話が、表面だけ捉えて肝心なことが身に付いてないということになる。

大事なのは、「反復」である。「復習」である。そのための「モチベーションの持続」である。大事なことを本気で身に付けることである。

優秀な投資家になれる事を誓う

運よく稼げているときは、天才トレーダーのごとくうかれるが、少しでもやられると人生の終わりがごとくへこむ。
激しい感情の起伏の持ち主が、優秀な投資家になれるはずがない。

優秀な投資家になると誓えば、大事なことを本気で身に付けようとする。少々やられても、へこたれない。ちょっと勝ったからと言って浮かれることもない。物事の本質を見分ける力をつけようとする。

その対局にあるのが、三流週刊誌を見て口座開設をするような、にわかトレーダーである。にわかで勝てるほど、甘くはない。

目標を明確にする

目的地のない航海は、いずれ遭難する。目的地がわかれば、天候や食料、航路、運航技術などさまざまな準備が必要だとわかる。行き当たりばったりの船出など、危険極まりない。
賢い人はそんな船には、絶対に乗らない。時間を無駄にするほど人生は長くないから。

過去の間違った考えに気付き捨て去る

過去の考え方が今の自分を形成している。考え方を変えない限り、今の自分を超えられない。

間違った考えに気付けなければ、違った考えを捨てることもできない。過去儲けていたのなら、変える必要はないが、儲けたことがないなら、考え方を変えなければ儲かるようにはならない。

小さな自信を積み上げる

結果を出すことで自信につながる。
損切りは正しい選択の結果である。損を出してもそれは正しい選択なので、自信を積み上げられる。
損切りも今後の成功のプロセスの一端と考えられるようになった投資家は必ず強くなれる。
「今日も大損した」と失敗続きの人間が、モチベーションが続くはずはない。

どうすれば儲かるようになれるか

受講者さんの課題の添削をしていると、『基本戦略』が曖昧な人が実に多い。言い換えると、その場の思いつきで売買しているのです。思いつきで売買したところで儲かるわけがありません。

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