よい手本を選ぶ必要がある

やり方を主体に覚えることだ

脱アマ相場必勝法(林輝太郎著 同友館)には、次のような記載があります。

相場はバクチじゃない。相場をするには何が必要か?
カン、度胸、賭博性、とんでもない話だ。相場の現実面には、バクチ的な要素はごく少ししかない。また、頭脳作業でもない。だから、一般にいわれている分析力はほとんど必要ないのである。機敏性もまったくいらない。しかし、何も考えなくてよいわけではない。

相場にはメンタルな面と、技術的な面とがあり、その両方とも、ごく常識的なことが基礎になっているのです。

だから、「相場のできない人なんていない。やろうという意志さえあれば、だれでも上達する」と言えます。相場というものは、自己流でよい。

一般の人がやっているような、上か下か当てようという、当てものでないことも確かである。当て方は上手にならない。やり方は上手になる。だから、やり方を主体に覚えることだ。

実際のところ、相場のやり方・・・技術については、知らなさすぎる人が多すぎる。

だから、相場に上達したいという熱烈な希望を持っていても、相場を語り、教えてくれる周囲の人たちも、同じように知らなすぎる人たちならば、その希望は無残につぶされるだけである。

悪い癖や誤った考えを身につけないためにも、よい手本を選ぶ必要がある。

相場で失敗するのは「売買ができない」のではなく、「やり方を知らない」ためで、大切なことは「知ればできる」ことを肝に銘じる事である。

引用元:脱アマ相場必勝法

よい手本なんて見つからない

「よい手本を選ぶ必要がある」
相場の神様(輝太郎御大)がおっしゃることであり間違いはないことです。問題はここから。

よい手本がどこにあるのか?

私もご多分に漏れず、よい手本を探し回り、一文無しになったいよいよの限界地点に立ったからこそ、よいお手本に出会うことができた。ただ、限界地点まで到達してなかったら、どこにでもいるおじいさんとしか、感じることはできなかったろう。

置かれた状況や立場によって見え方や感じ方が違う。ものごとの本質を見ようとしてないし、わかったつもりになっていただけ。くすんだ眼では、よいお手本は見つからない。絶対に。

だから、追い込まれることも悪くは無いと思うのですよ。嘘のNET教材に騙され、投資詐欺に引っ掛かり、証券会社の売り込みで大損をし、ドン底を見るのも悪くない。その時に初めて気づくことができる。

「あー、あいつの言ってたことは 本当だったんだと」

でも、ドン底なんて避けたほうがいいに決まっている。あまり、気持ちのいい世界じゃないことは私が経験済み。一生に一度ぐらい騙されたと思って、死ぬ気でチャレンジしたら?一文無しの限界地点よりは、全然楽だから。

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